分散並列メディアプロセッサ概要


メディアプロセッサ開発による高速演算性能と、ファーム変更での柔軟性を実現することにより、ハードウエア設計を容易にし、 併せてソフトウエア資産の継承とその設計の容易性という技術を生み出しました。
  この技術には、”分散型並列処理(MIMD)”によるメディアプロセッサの実現が大きなファクターを占めており、さらに、高速 DSPブロックを搭載することで、高速なマルチメディア処理用のシステムASICとして、MPEG2、MPEG4等をキーテクノロジー とするSTBやAV家電を象徴するディジタル映像関連機器の開発を容易にしています。

 <開発目的>

1.情報家電市場に対応可能なシステムASICベースの開発
  (大規模システムLSIのカスタマイズ技術要素開発)
2.プロモーションチップおよびプロモーションボードの開発
  (ユーザー獲得のためのプロモーションシステムの必要性)


 <解決すべき問題>

1.多発し変更され続ける規格への敏速・柔軟な対応技術
  (USB、IEEE1394、IEEE1284・・)
2.マルチメディア処理に必要な高速演算機能の実現
  (MPEG2、MPEG4、MP3、ウエーブレット・・)
3.異企業間の情報家電製品を協調利用できる技術
  (共通言語、共通I/F)


 <分散並列型メディアプロセッサ方式提案>

実現手法の新規性
(分散型並列処理(MIMD)によるメディアプロセッサ実現)
  ・ H/W設計が容易
  ・ S/W設計が容易
  ・ 消費電力対策可能(S/W制御)
  ・ 粒度の低い並列性能に問題
    (対策)メディアエンジン部搭載
    (内容)並列処理高速DSPブロックの搭載


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