新聞・情報誌の発表記事


DVHD発表に伴い、新聞/情報誌に弊社並びにDVHDに関する記事が掲載されました。

・ 3.5インチHDにMPEG2録画・再生機能。日本コンピュータ「DVHD」を開発。
・ 加賀電子、ビデオHDDの販売権取得。
 [日経産業新聞]
・ ビデオ用HDD。低価格型開発、体積半減、録画機半値に!



◆ 日経産業新聞(2001年11月26日)

デジタル家電HDD開発
日本コンピュータ ”2映像同時録画”
日本コンピュータ(静岡県浜松市、永田真啓社長)は、次世代のデジタル家電向けのハードディスク駆動装置(HDD)を開発した。 ビデオの録画・再生ができる装置で、テレビ番組と監視カメラの画像など、2つの映像を同時に録画できるのが特徴。 1台5万円以下の価格で提供できるとしており、カメラと組み合わせることで低価格のホーム・セキュリティー・システムを可能にする。
開発した「デジタル・ビデオ・ハードディスク・ドライブ(DVHD)マルチ」は、テレビ受像機に組み込めば、従来のVTRの代わりになる「HDレコーダー」の一種。 独自開発のチップと画像処理ソフトを通常のHDDと組み合わせることで、1つの映像しか録画できない従来のHDレコーダーとほぼ同じ部品コストで2つの映像を同時に録画し、 それぞれを独立した映像として再生できるようにした。
カメラに映る画像の中で物が動けば画像が自動的にスタートするといった動作検出機能が付いているため、セキュリティー用途に向く。 テレビ番組を見ながら画像の片隅で玄関の来訪者をチェックするといった使い方も可能になる。従来のホームセキュリティーシステムは数十万と高価だったが、 DVHDを使えば安くシステムを作れる。
さらに、HDの容量がいっぱいになれば、画像の品質を落として自動的に古い画像を再録画しながら新しい映像を撮り続ける「リングファイル録画機能」が付いており、 常時、録画を続けることも可能だ。
同社は今春、低価格のHDDレコーダーを発売し、すでに3社のデジタル家電メーカーが商品への搭載を決めている。今回はこのレコーダー機能を高機能化し、 ホームセキュリティー市場の開拓を期待している。



◆ 日経エレクトロニクス(2001年11月15日号広告)

2001年12月OEM開始
DVHDは3.5インチのハードディスクがデジタルビデオ・オーディオ(MPEG2)の録画・再生機能を搭載した画期的ハードディスクドライブです。 デジタル家電製品化のキーパーツとしてご利用頂くための機能が全てこのハードディスクに搭載されています。 しかも、手軽なシリアルインターフェイス(RS232CまたはUSB)で簡単にこの機能をコントロールできます。 デジタル家電開発にもう難しいデジタル技術は必要ありません。 DVHDがデジタル家電製品化を強力にサポートします。 2001年12月より新たな供給方式として筐体OEMがスタートします。 従来からの、チップ供給方式による製造ライセンス、ボードまたはドライブ供給方式による開発ライセンスに加え、筐体OEM供給方式がさらに一層の商品化工程の短縮を約束します。 本格的なハードディスクレコーダとしての製品化に留まらず、テレビやプラズマへのデジタル録画機能の追加、または、機能をフル活用した監視カメラやホームセキュリティへの応用、さらにはネットワーク通信機能と組み合せてインターネット放送番組配信装置等今後のデジタル家電の様々な応用用途をDVHDが提供します。 開発時間と開発コストの大幅な削減が必要とされています。 今からデジタル開発では間に合いません。 DVHDを使えばあなたのアイデアをすぐに製品化できます。 あなたの選択で21世紀のデジタル家電競争をリードして下さい。



◆ 日経エレクトロニクス(2001年4月23日号広告)

世界初。
タイムシフトエンジン誕生!
DVHDは、3.5インチハードディスクが、MPEG2によるビデオ・オーディオの録画・再生機能を取り込んだ画期的なデジタルビデオハードディスクドライブです。
ビデオ・オーディオ信号を直接HDDに録画する高品位のAVレコード機能を提供。録画と同時に再生をするタイムシフト機能も実現した画期的なタイムシフトエンジンです。
40GBドライブで約24時間の高画質長時間録画が可能。USBインターフェースを搭載しパソコンとのデータ交換ができ、またシリアルインターフェイスによって全機能を外部マイコンで簡単に制御でき組込み利用にも最適です。
また外部ATA/ATAPIインターフェイスでDVD−RAM等の外部ストレージの利用も可能です。さらに詳細なカスタマイズに対応するSDKを用意し本格的なHDDレコーダの開発環境をご提供します。これからのデジタル家電創造をDVHDドライブがスピードアップします。




◆ 電波新聞(2001年4月17日)

日本コンピュータ(静岡県浜松市東田町三六ー八、永田真啓社長)はこのほど、3.5インチハードディスクにMPEG2によるビデオ・オーディオの録画・再生機能を取り込んだデジタルビデオハードディスクドライブ「DVHD」を開発した。加賀電子(塚本勲社長)は、日本コンピュータとDVHDに関して販売代理店契約を締結し、国内外の家電メーカーなどし対し、販売を開始した。
このDVHDは従来、ワークステーションで実現していた広範な機能をシステムLSI化することで、3.5インチハードディスクサイズという小型化を実現した。独自の分散並列型メディアプロセッサー技術によるコンピュータシステムとして構築されており、複雑な機能を外部から容易にコントロールが可能なため、HDR(ハードディスクレコーダー)やデジタル録画機能付きテレビ、さらには高速インターネットを利用したVOD用STBなど、今後製品化が期待されるさまざまなデジタル家電製品への組み込み利用が期待される。



◆ 日刊工業新聞(2001年4月17日)

加賀電子は、日本コンピュータ(静岡県浜松市、永田真啓社長)が開発した3.5インチのデジタルビデオHDD(ハードディスク駆動装置)「DVHD」のライセンス販売権を取得し、国内外の家電メーカーに販売を始めた。
MPEG2によるビデオ・オーディオの録画・再生機能を3.5インチHDDに収めたもの。
ハードディスクレコーダーやデジタル録画機能付きテレビ、セットトップボックスなどデジタル家電への組み込み利用を期待。2001年中に50万台の製品化を見込む。



◆ 日経産業新聞(2001年4月12日)

ソフトウェア開発の日本コンピュータ(静岡県浜松市、永田真啓社長)は低価格で小型のビデオ録画・再生用のハードディスク駆動装置(HDD)を開発した。四月中に発売する。このHDDを使えば、テレビ番組などをハードディスクに録画する「HDレコーダー」の価格を現在の半分の十万円前後に下げることができるという。自社でHD技術を持たない中堅家電メーカーのほか、ビデオ監視装置メーカーなどにも販売し、ビデオ用HDDの用途拡大につなげる。 新製品は「DVHD(デジタルビデオハードディスクドライブ)」。画像処理用プロセッサー「ペガサス」とHD制御ソフトを独自開発した。少人数の開発体制で大手メーカーに比べて研究開発費を抑制、低価格化した。
大きさは3.5インチのHDDとほぼ同じ。容積は従来のビデオ用HDDの半分という。テレビ番組なら二つの番組の同時録画ができるほか、録画した番組を情報量の小さなファイルに変換し、インターネット経由で移動中のPDA(携帯情報端末)に転送するといった使い方が可能になる。
大手メーカーが相次いで発売しているHDレコーダーの価格はいずれも二十万円前後。DVHDを使えば同種の機器を半分以下の価格で提供できるようになり、市場拡大が見込める。すでに大手のパソコン周辺機器メーカーと中堅家電メーカーがDVHDを採用する方針を決めているという。

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